Bet365があなたのアカウントを制限しましたか？この発生理由と対策

2016年の競馬賭事客フォーラムの調査では、過去6ヶ月にアカウントを閉鎖された回答者は81%いて、「Trading Decision」が最もよくある原因です。

同じ調査では、回答者の75%のアカウントが制限されていることが分かりました。

ほとんどのギャンブル会社の利用規約では、いつでもアカウントが制限されたり閉鎖される可能性があると述べていますが、Bet365は勝利しているアカウントは幅広く調査対象になっています。2019年には、従業員が「バックドアアルゴリズム」を利用して、ギャンブラーの行動を分析し、リスクレベルを決定し、アカウントを制限・閉鎖します。

Bet365はこれを否定し、次のように述べています：「保険会社がプレミアムを設定するように、顧客がベットを賭ける、賭けない関係なく、自由にギャンブルビジネスも誰からベットを受けるか、どのような条件か、ビジネスや金融負債を管理できます」

Bet365からのこの措置を受けた顧客の例は報道で見ることができます。

2018年に、Ian Sharpeは、彼のアカウントがたった33pのベットが原因で、ベットの大半が負けているのにも関わらず、アルゴリズムが彼のアカウントが利益を生んでいると検知し、その後アカウントが規制されたとDaily Mailに伝えました。2019年、オーストラリア人ギャンブラーのDaniel Laidlawは、彼のアカウントが規制されていることが分かりました。ABC Newsが取得した彼のアカウント情報のスクリーンショットが、アカウントの「リスク評価」を示しています。時は遡り、2016年には、Guardianは£23,000負けた後に、パンターのベッティング上限を引き上げるようオファーされましたが、大勝利を収めた後に、アカウントが£1のベッティングに制限がかけられていることが分かりました。しかし、Bet365で確約された利益率でゲーミング商品に好きなだけ賭けることができました。£54,000の残高分の出金をリクエストして、2ヶ月後も受け取りを待ちました。

2021年のBetfairとBet365の判決に従い、スペインの会社は、勝利している顧客のアカウントを制限するのが禁止されるようになりました。 Legal Sports Reportによると、これによってベッティング収益が激減し、スペインのアカウントは犯罪グループのターゲットになりました。

アカウント規制や利用規約の締結のための条項には、詐欺行為の防止内容を含み、勝っている顧客のアカウントを制限するため、ブックメーカーからリスク管理として頻繁に用いられています。スペインの事例が、この戦略のリスクについて示しています。詐欺を証明することができれば、スペインのブックメーカーは法的にアカウントを閉鎖することが許されていますが、市民の警戒を促すため、スペイン裁判所は市民の味方につく傾向があります。

イギリスでは、議員連盟ベッティングやゲーミンググループは、競馬ブックメーカー同様に、オンラインブックメーカーでも最低ベット保証を導入するよう促しています。これによって、例えアカウントが制限されていても、ベッターが一定額、大体£500を選択した予想マーケットで勝ち取ることができます。イギリスのブックメーカーで初めてこの機能を提供したのがSky Betで、Betfairも導入しましたが、Bet365は同じ措置を取る兆候が見えません。

以下では、アカウントの閉鎖や制限でよく挙げられる理由や、アカウントにどんな制限がかかるのか、それに対してできることをご説明します。

なぜ私のアカウントは制限されているのでしょうか？

フリーベットやプロモーションの悪用

Bet365のボーナスコード、フリーベット、プロモーションの受け取りのみにアカウントを使用していると、結果的にアカウントが制限されたり、閉鎖されてしまっていることがあります。これらの寛大なオファーは、課金ユーザーの数を増やすためにデザインされましたが、プロモーションのみ利用していると、問題のあるアカウントとして見られてしまいます。

プロモーションをご利用される際は、規約内容に違反していないか、必ずご利用規約内容をご確認ください。例えば、一世帯に複数のアカウントを保持していることは違反行為に当たります。

予想が当たりすぎているため

上記で述べているように、勝ちすぎているのは、アカウントが制限されている主な理由であると、顧客は考えています。Bet365もビジネスです。当たりすぎていると、結果的に利益に影響を与えてしまいます。もし連勝中なら、会社にとって大きな損失となるのを避けるために、ベットを賭けるサイズをBet365が制限することがあるかもしれません。

同様に、もしBet365があなたのことをプロのギャンブラーであると疑った場合、同じ理由でアカウントを制限するかもしれません。

マッチベッティング、またはアービトラージベッティング

マッチベッティングは、プロのギャンブラーが様々なプラットフォームで幅広くベットを賭け、利益を確約するために利用されます。

アービトラージベッティングは、大抵のオンラインブックメーカーの利用規約では禁止されていますので、もしマッチベッティングに関与しているかもしれないという疑いがある場合、Bet365だけでなく、多くのオンラインブックメーカーにて、アカウントが規制、もしくは閉鎖されてしまう可能性が高いでしょう。

不自然なアクティビティ

この幅広い意味では、あなたの普段のプレイパターンと少しでも異なるパターンがあれば、フラグとして見なされてしまうかもしれません。例えば、あなたが普段はグランドナショナルに年に1回だけベットを賭けるが、突然毎週の競馬Accasにかけ始めるようになると、その時点では規制はかけられないでしょう。しかし、その毎週のAccasが継続的に当たるような大きなベットであった場合、アカウントは審査のためフラグが設定され、規制がかかります。これによって、明らかな収入源なしによる予想外の大金ベット、異なるスポーツもしくは珍しいスポーツに大きなベットを賭けたりなど、様々な状況をカバーしています。

セルフコントロール

これは当たり前のことですが、Bet365は直接自分を除外することはできないため、人を窮地に陥れてしまいます。責任ある運営者として、Bet365はGamStopに掲載されています。つまり、セルフコントロール機能としてGamStopを使う場合、あなたのBet365アカウントは規制をかけられます。

私のアカウントにどんな規制がかかりますか？

アカウントの閉鎖

最も明らかな規制は、完全にアカウントを閉鎖することでしょう。Bet365は実質いかなる理由でもアカウントを閉鎖する権利を留保しておりますが、この手段は利用規約の違反が大抵の理由として挙げられます。

重複アカウント、倒産、詐欺または残高ゼロの休眠口座などが、アカウント閉鎖の理由として、Bet365の規約は挙げています。

ベットサイズの制限

Redditや報道で報告されている一般的な規制内容は、最大ベットサイズです。利益を脅かすような大金ベットを賭けるベッターは、連勝している方はベットが500円かそれ以下に規制がかけられるかもしれません。

配当金の制限

同様に、代わりに最大可能配当金に規制をかけられるかもしれません。Bet365は各スポーツに対して最大配当金の上限があり、連続で勝ち続けている場合、アカウントの上限が引き下げられているかもしれません。

予想マーケットの規制

特定のスポーツに連続してベットし勝ち続けている場合、規制をかけられるかもしれません。Redditのスレッドでは、利益率が低く、知名度が低い予想マーケットに賭ける場合に起こる可能性が高いと示しています。

アカウント規制を防止する方法

もちろん、アカウントの閉鎖や規制を避けるため、Bet365の利用規約に違反しないようにすることが第一前提です。しかし、アカウントが規制されるのを防ぐための他の方法をギャンブラーがいくつか紹介しています。

ベットのサイズを制限

Redditユーザーによると、ベットを一定かつ少額に保つことで、アカウントのフラグ付けを避けることができます。突然の多額のベット、特に勝ち進んでいると、アカウントにフラグを付けられてしまいかねません。

出金し続けないこと

頻繁な出金は、Bet365にとって追加の処理費用がかかってしまい、規制につながりかねません。Bet365は最大出金可能額に制限がありますが、出金を1日1回に抑えましょう。

ベッティングの「システム」もしくはチップサービス

Bet365のトレーダーは、チップスター(予想屋)やベッティングシステムについて非常に詳しいです。もしあなたのベッティングパターンがシステムを打破しようとしていると見なされると、アカウントに規制がかけられるでしょう。

一定の金額を入金すること

突然の多額の入金は、アカウント審査対象となり、規制がかかってしまいます。例えば、半年間アカウントを使用しておらず、以前はたった1,000円しか入金していなかったのにも関わらず、急に15万円も入金していたら、アカウントにフラグが付き、審査対象になります。

どのくらいの期間、私のアカウントは規制がかかりますか？

規制が解除されるのにかかる時間は、規制がかけられた理由やどんな規制かによって、変わってきます。審査は、数日間、数週間、場合によっては永続的に実施されるかもしれません。アカウントが閉鎖された場合には、アカウントを再開することはできず、新規アカウントを開設したとしても、認証手続きによって、識別されてしまいます。

他に何ができるでしょうか？

正当な理由もなく、アカウントが閉鎖もしくは規制がかけられているように感じているのであれば、最終手段として公式に苦情を申し立てることでしょう。申し立て対応に不満があれば、Bet365から苦情照会を取得し、IBASまたはギャンブル監視機関で訴訟を起こすことができます。ギャンブル監視機関とIBASは苦情を解決するため、リゾルバサービスの使用を推奨しています。

Bet365の代替

アカウントがすでに規制されていたり、もしくは閉鎖されている場合には、いくつか代替となる選択肢がございます。

• 他の主要なブックメーカーに切り替え - これが最も明らかな選択肢でしょう。Bet365があなたのアカウントを閉鎖したからといって、全てのブックメーカーがそうする訳ではありません。William HillやLandbrokesなどのブックメーカーでボーナスコードや新規ウェルカムオファーをぜひご覧ください。
• 賭博取引所やトートベット - Betfairのような賭博取引所は、対会社ではなく、個人間でベッティングするため、アカウントは規制されません。また、トートベットは基本的に賞金サイズにちょっとした制限がかかります。そのため、多額の単勝ベットに対して、アカウントが禁止されることはないでしょう。しかし、利益が減ってしまう恐れもあります。
• 代替のブックメーカーを利用 - プロのギャンブラーを扱うのに評判の良いブックメーカーもあります。大抵高めに設定されたベット上限があり、予想が当たっているということだけで、アカウントが制限されることは滅多にないでしょう。
• 個人でベッティングする - 最後の代替手段は、競馬場や私営馬券売り場でベットを賭けられます。現金でベットを賭けるということは、リアルなベットとは繋がりがないため、オンラインで禁止されることもありません。

便利なリンク

• help.bet365.com/ja/my-account/complaints-procedure - Bet365苦情手続き
• help.bet365.com/ja/terms-and-conditions - Bet365利用規約
• ibas-uk.com - Independent Betting Adjudication Service IBAS
• www.gamblingcommission.gov.uk - ギャンブル監視機関
• www.resolver.co.uk/rights-guide/gambling - リゾルバ